人は誰でも失敗を認めず、失敗から学ぼうとしない。
しかしながら失敗を直視し、失敗から学ぼうとする者こそが次の成功に繋げることが出来る…
人、組織共に「失敗」を受け入れることにフォーカスした著書になります。
組織が成長に向けて新たな戦略を立てる時、過去の失敗を活用することが必要なのではないでしょうか。
構成は以下の6章から成り立っています!!
第1章 失敗のマネジメント
「ありえない」失敗が起きたとき、人はどう反応するか
「完璧な集中」こそが事故を招く
すべては「仮説」にすぎない
第2章 人はウソを隠すのではなく信じ込む
その「努力」が判断を鈍らせる
過去は「事後的」に編集される
第3章「単純化の罠」から脱出せよ
考えるな、間違えろ
「物語」が人を欺く
第4章 難問はまず切り刻め
「一発逆転」より「百発逆転」
第5章「犯人探し」バイアス
脳に組み込まれた「非難」のプログラム
「魔女狩り」症候群 そして、誰もいなくなった
第6章 究極の成果をもたらす マインドセット
誰でも、いつからでも能力は伸ばすことができる
終章 失敗と人類の進化
失敗は「厄災」ではない
この本をMVQ本としてお渡しした7/17の定例会では、ソフトバンクの源田氏をお招きし「戦略人事を考える」というテーマのもと参加頂いた会員の皆様と共に議論いたしました。
気になる定例会の内容や様子はこちら!!
8冊目はこちら!!!
「ジョブ理論」
著者 クレイトン M クリステンセン 、 タディ ホール 、カレン ディロン、デイビット S ダンカン
翻訳者 依田 光江
この著書では、製品の特性ではなく、顧客の状況と顧客が片付けるべきジョブが新しい製品が消費されるかどうかを決定づけていることを発見し、理論化したことが述べられています。
人がモノを買う行為そのもののメカニズムを解き明かし、予測可能で優れたイノベーションの創り方について言及しています。
構成は以下の3部10章から成り立っています!!
序章 この本を「雇用」する理由
まちがったことに上達する /どんなジョブのためにそのプロダクトを「雇用」したのか
[第1部 ジョブ理論の概要]
第1章 ミルクシェイクのジレンマ
朝のミルクシェイク/マーガリンのレジュメ/ジョブ理論とイノベーション
第2章 プロダクトではなく、プログレス
「何を」ではなく、「どう」考えるか/ジョブの定義/機能面、社会面、感情面の複雑さ/ジョブとは何か/ジョブでないもの/ジョブを見きわめるには/競争の勢力図の変化/ジョブ理論の限界/コペルニクス的転回
第3章 埋もれているジョブ
無と競争する/ジョブの適用範囲は深くて広い/B2Bにおけるジョブ/価格2倍で機能半分/顧客の人生に寄り添う
[第2部 ジョブ理論の奥行きと可能性]
第4章 ジョブ・ハンティング
ジョブはどこにある?/1生活に身近なジョブを探す/2無消費と競争する/3間に合わせの対処策/4できれば避けたいこと/5意外な使われ方/感情面の配慮/魔法は必要ない
第5章 顧客が言わないことを聞き取る
顧客のストーリーをつくる/マットレス購入までの道程/衝動買いの裏に/アドビルかレッドブルか、新しいマットレスか/ジョブとインサイト
第6章 レジュメを書く
ジョブを解読する/体験とプレミアム価格/障害物を取り除く/ウーバーの体験/ジョブに適していることをどう伝えるか/パーパスブランド
[第3部「片づけるべきジョブ」の組織]
第7章 ジョブ中心の統合
秘伝のソース/ジョブ中心に組織をつくる/測れることは実行できる/オンスターのジョブ
第8章 ジョブから目を離さない
イノベーションのデータの3つの誤謬/1能動的データと受動的データの誤謬/2見かけ上の成長の誤謬/3確証データの誤謬/データの出所が問題をつくり出す/受動的なデータを能動的に捕まえる
第9章 ジョブを中心とした組織
直観的な作戦ノート/両面コンパス/だいじなことを測定する/ジョブがすべてを変えた/文脈を見失わない
第10章 ジョブ理論のこれから
本当に理論と呼べるのか/理論が〝誤って〟いるとき/理論の限界/ジョブ理論の適用範囲の深さと広さ/個人的なジョブ/公教育/医療/人生のジョブ/ジョブ理論とともに
「ジョブ理論」をMVQ本としてお渡しした定例会は5/10に神戸大学大学院の服部先生をゲストにお招きし、「採用学と実践」というテーマのもと行われました!!!服部先生のお話の中には紹介した「ジョブ理論」の要素がたくさん含まれているので、是非HLCの別途ページの定例会開催報告の方もご覧ください!
9冊目はこちら!!!
『仕事を続けられる人」と「仕事を失う人」の習慣』
著者 前川 孝雄
「人生100年時代に求められるリーダー育成」というテーマのもと先日行われた定例会に登壇してくださった株式会社FeelWorks 代表取締役である前川氏の著書です。
前回の定例会に参加してくださった会員の方の中にはこの本の内容に触れ、読みたくなった人もおられるのではないでしょうか。
今回はお越しいただけなかった会員の方や非会員の方にお伝えすべく選定いたしました!!!
前川氏は流動する時代において「どこへ行っても通用する人材」が求められていると説きます。
近い将来人工知能やロボット等の発展によって労働人口の49%が代替可能になると謳われている今、我々人間に求められるものについて考えなければなりません。
事務、オペレーター、工場労働をはじめとする定型的な業務がいずれ人間でなくても務まる仕事になる以上、自分の立てた規律や規範に則って意志を持って働ける人材が必要とされています。
本書では上記の内容を掘り下げた内容だけではなく、企業目線での項目も数多く記載されています。ぜひご一読ください!!!
8/23の定例会開催報告は間も無く掲載予定ですのでもうしばらくお待ちください!!!定例会の様子はこちら▽
次回の定例会では「ベンチャーが採用成功の3つのポイント」をテーマのもと開催いたします!!!
ベンチャー企業には自分の立てた規律や規範に則った意志の強い人材が活躍できる場です。次回の定例会に興味がある会員の方は是非、前回ご登壇いただいた前川氏の『仕事を続けられる人」と「仕事を失う人」の習慣』を読んでご参加いただきたいです!!!定例会当日の理解や議論がより有意義なものになるのではないでしょうか。
参加はこちらから▽
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