〈今回のテーマ〉
生産UPにつながるメンタルマネジメント
"働き方改革"は単に働く時間を短くするという概念から、「生産性向上」という次のフェイズに移行しています。またその方法論については、さまざまな議論がなされています。今回は、生産性UPという目的をかなえる手段として「個々人、組織としてのメンタルやマインドマネジメント」をテーマに実施いたしました。
特別ゲストにはシリーズ累計130万部を突破「99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ」でも著名な日本アイ・ビー・エム部長、株式会社Eight Arrows代表取締役も務める河野英太郎氏をお招きしました。
〈登壇者プロフィール〉
◯河野英太郎氏 日本アイ・ビー・エム部長、Eight Arrows代表取締役
東京大学文学部卒業、同水泳部主将。グロービス経営大学院(MBA)修了。
大手広告会社、外資コンサルティングファームを経て2002年以降日本アイ・ビー・エム。コンサルティングサービス、人事部門、専務補佐、若手育成部門リーダー、サービス営業などを歴任。大企業グループ向けを中心に複数社の人事制度改革やコミュニケーション改革、人材育成、組織行動改革などを推進。現在コグニティブ技術を活用した人事ソリューションKenexa /Watson Talentの営業部長。同時に2017年に(株)Eight Arrowsを起業し代表取締役に就任。グロービス経営大学院客員准教授
<Agenda>
★(チェックイン:ストレス発散法)
★河野氏講義
★感想シェア、パネルディスカッション
★質疑応答タイム
★MVQ選出
<河野氏講義>
講義では生産性をアップするメンタルマネジメントについてご自身の著書のエッセンスとご経験を元に以下のポイントについてお話をしていただいました。
①仕事を効率的に進め、着実に目標を達成するために今すぐできる心の使い方のヒント
②最高のパフォーマンスを発揮するために今すぐ使えるメンタルのコツ
特に②「最高のパフォーマンスを発揮するために今すぐ使えるメンタルのコツ」についてメンタルをマネジメントする上では
①怒りやネガティブな感情のコントロール
②ストレス解消法を予め決めておくこと
③相談相手を持つこと
の3つのポイントが重要というお話とその具体的な内容をご教示いただきました。これらは会場の皆様からの反響が大きかったです
<感想シェア、パネルディスカッション>
感想シェアワークではお近くに座っていただいた会員様同士で、講義を通しての感想や質問などを共有していただき。質疑応答で聞いてみたい内容を考えます。
著書には書かれていない話も多く、会員の皆様の感想シェアも非常に盛り上がりました。
パネルディスカッションでは
1、目標設定のポイント
2、やる気を引き出すには
3、業務で失敗をした社員との接し方
をテーマに進めていきました。
こちらも、河野さんの著書には載っていない河野さんのご経験や、サイバーエージェントの事例を元に具体的な施策の話まで皆様と議論しました。
会員の皆様から、時間が足りないという声をいただくなど、会場の皆様からの反響も大きく、非常に盛り上がりました。
<質疑応答タイム>
今回も実際にあった質問を3つご紹介します!!
Q.メンターはなぜ必要だと思いますか?
A.自分で考えることも必要ですが、自分で考えてわからないことのヒントを他人がくれることもあります。そのためにメンターが必要だと私は考えています。
Q.その人の成長を考えると、限界値を超えてもらうという点も効果があるかなと感じるのですが、どう思いますか?
A.限界点まで頑張らせることよりも、好きなようにやらせて失敗すると人は成長していくと考えています。負荷をかけて鍛えるより、同じ目標に向かって進むことで得られることがあるはずです。
Q.河野さんにとってどんな人がメンターですか?
A.必要な時に話を聞きに行って、それが自分のためになればメンタリングを受けたということになると考えています。ですので、メンターだと思っている人本人に知らせなくても、自分がメンターだと思った人がメンターになっています。
その他にも、たくさんの質問をいただきました。
ここではその一部のみご紹介させていただきます。
Q.メンタルを安定的にするコツはなんですか?
A.生産性を高めるために限定的な仕事を任せるしかない状況の中で、仕事内容が面白みに欠けてしまい、飽きてしまうことがあります。そんな時、優秀な人を飽きさせず、離職を防ぐために仕事を魅力的にする方法はありますか?
気になるアンサーはHLC会員限定のFaceBookまで!!
<MVQ選出>
数多くの質問の中から今回もMVQを決めさせていただきました。今回はMVQ本としてこちらの本を贈呈させていただきました。 >>『99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ』河野英太郎・田中ウルヴェ京著 今回も沢山の方にご参加いただきました。皆様お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。
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