人事勉強会コミュニティHLC
<今回のテーマ>
人生100年時代に突入し、社会では様々な変化が起きています。その中でも最も顕著な変化のうちの一つが「働き方」ではないでしょうか?パラレルワークや副業など一言に「働き方」といってもその形式はが多様化してきています。そこで今回はマッキンゼー、Google、リクルートなど数々の組織で働かれた経験を持つ尾原和啓氏を特別ゲストにお招きし、「働き方の多様性を実現するには」というテーマで議論いたしました。
<登壇者プロフィール>
◯尾原和啓氏
IT批評家、藤原投資顧問書生
京都大学院で人工知能を研究。マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルートなど事業立上げ・投資を専門とし、経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。現在13職目 、シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡いでいる。ボランティアでTED日本オーディション、Burning Japanに従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。
シンクルはApple 2016年ベストアプリ10選に 「ITビジネスの原理」はKindle 年間ランキングビジネス書部門 2014、15年連続Top10のロングセラー(2014年7位、2015年8位)。韓国語、中国語版にも翻訳されている。
<Agenda>
★チェックイン:「働き方」で変わってきてるなと感じること
★グループワーク「なんでも質問ワーク」(1回目)
★質問タイム(1回目)
★グループワーク「なんでも質問ワーク」(2回目)
★質問タイム(2回目)
★MVQ選出
<チェックイン>
アイスブレイクとして「「働き方」で変わってきてるなと感じること」というテーマでチェックインを行いました。具体的には以下の形式で各テーブルに分かれてディスカッションをしていただきました。
1.各テーブル1人30秒ずつテーマに関するトークをする。
2.自分以外で一番タメになったなと思った人を指差す。
3.各テーブル1人15秒ずつ自分が指を差した人が何故一番面白かったかを話す。
<グループワーク&質問タイム>
今回の定例会ではグループに分かれていただき、ポストイットに一人一人質問を書き込み、グループ全員で質問を共有していただいた後に、挙手制で尾原氏への質問を発表していただきました。
今回の質問タイムでは
・尾原氏が組織を移り続ける理由とは?
・仮に人生が今終わるとすれば、全力で幸せと言えるか?
・0→1を作るにあたってどこから着想を得て、どのように形にしているのか?
・仕事ができると思う人の特徴は?
・尾原氏のような子供を育てる教育法とは?
など人事分野に限らず様々な質問が出ました!
いくつか実際にでた質問とそれに対する尾原氏の回答をご紹介いたします。
Q:仮に人生が今終わるとすれば、全力で幸せと言えるか?
A:基本的には幸せ。ただ心残りがあるとすれば、自分が貯めていたことを全て次の世代に無料で残していこうとしていて、自分の考え方を本や講演という形にしているがまだ完全にはできていないこと。自分が何の最高価値に生きているのかを認識していると、世の中の他の人の基準で生きなくて済むようになるから楽になる。自分は「新しいものを知る瞬間」が自分自身の最高価値と認識している。それぞれの魂のご馳走は何なのかを認識することが大事。
Q:尾原氏のような子供を育てる教育法とは?
A:尾原家が他の家庭大きく異なると思う点は、「他の人に迷惑をかけなければ人間は生きることが出来ないから、その分人の迷惑には寛容にならなければいけない。迷惑をかけている分、人に全力でギブバックをしていけばいい。」という考え方をしている点。子供に対して「人に迷惑をかけちゃいけない」という考え方をさせてしまう家庭が多い。
<MVQ選出>
数多くの質問の中から今回もMVQを決めさせていただきました。今回はMVQ本として尾原氏の著書を贈呈させていただきました。
>>『どこでも誰とでも働ける:12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール』尾原和啓著
今回も沢山の方にご参加いただきました。皆様お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。
<次回定例会のご案内>
次回の定例会は7月2日(月)19:30~ 「正しい1on1ミーティングの実践とは?」というテーマで世古詞一氏をお呼びして開催いたしますので、ご期待下さい!!l 参加はこちら▶▶参加する
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